umemedaka-style’s diary

本と旅をつなぐブログ

東京,日本

第125号:旧李王家東京邸・・・「李王家の縁談」

2021年11月に発刊された林真理子さんの「李王家の縁談」を読みました。 明治末期から戦後までを、梨本宮伊都子の目線で書かれた小説です。梨本宮伊都子は日記を残したことで知られています。 現在は断絶した梨本宮ですが、伊都子は鍋島家から梨本宮守正の元…

第124号:世界一の本の街 神田神保町・・・「古本食堂」

原田ひ香さんの本は2冊目です。1冊目に読んだ「三千円の使いかた」がとても面白かったので、この2冊目「古本食堂」を読みました。なんといっても、私の将来の夢は古書店を経営することなので、古本、古書というキーワードには反応してしまいます。 さて、こ…

第87号:上野の山・・・「夢見る帝国図書館」

中島京子さんの「夢見る帝国図書館」を読みました。友人がこの本を贈ってくれました。本を贈られたり、贈ったりって、すごく嬉しいし、ワクワクします。 さて、この「夢見る帝国図書館」は、かつて帝国図書館と呼ばれ、戦後GHQ主導で憲法制定してからは国立…

第52号:I LOVE 神保町・・・「珈琲が呼ぶ」

片岡義男さんの「珈琲が呼ぶ」で、私にとっては、懐かしの神保町の「ミロンガ」と「ラドリオ」が出てきました。 大変勝手ながら私と神保町について。 神保町という町について、初めて他人から熱く語られたのは、埼玉の県立高校に通っていた高校生の時。その…

第46号:護国寺をぶらりと・・・「生きるとか死ぬとか父親とか」

長くお休みしており、失礼しました。 サマーヴァケーションが終わり、ほっと秋を楽しもうとしたところに、台風の影響による関空閉鎖。お客様が搭乗するはずの飛行機が次々と欠航⇒代替便にヤキモキ・・・、もう疲れました。そして、今週やっと落ち着いて、本…