「テヘランでロリータを読む」は、先日読んだ西加奈子さんの「i」にも重要な要素として出てきていたので、読んでみたいと思っていた。 タイトルからすると「ロリータ」と出てくると、なんとなくセンセーショナルで、1997年のジェレミー・アイアンズ主演の映…

おはようございます。 梅雨の晴れ間というのは、なんとも気持ちが良く、とても好きなひと時です。 このブログを書くために、書きためてきた感想文ノートを何冊も見返しますが、そうすると不思議と仕事のストレスや、落ち込んでいたこともふっと消え、また歩…

“リーチ・ポタリ―”と呼ばれるバーナード・リーチの窯があるイギリスのコンウォール州のセント・アイヴス。 以前勤めていた旅行会社で、コーンウォールを観光するツアーがあって、セント・アイヴスを入れていたことがある。バーナード・リーチを知る人にとっ…

1週間はあっという間に過ぎていきますね。年52週、第52号まであっという間かもしれません。 著者はドイツ人のコメディアンのハーペイ・カーケリングさん。2009年にドイツで発刊されてベストセラーになった「巡礼コメディ旅日記 僕のサンチャゴ巡礼の道」は、…

フローベール著の「ボヴァリー夫人」を読んで、数年たってから、水村美苗さんの新聞小説「母の遺産」で、フランスへ留学していた学生時代に、夫とパリで出会い恋に落ち結婚した主人公が、夫の浮気や母の介護などに遭遇していく小説の中で、この”ボヴァリズム…