umemedaka-style’s diary

本と旅をつなぐブログ

台湾

第96号:淡水河の景色・・・「魯肉飯のさえずり」

温又柔さんという著者の「魯肉飯(ロバプン)のさえずり 」 を読みました。ここのところ、新聞の書評でよく紹介されていました。魯肉飯をルーローハンと読むのは中国語で、台湾語ではロバプンだそうです。 主人公桃嘉(ももか)は、大学を卒業後すぐに聖司と…

第51号:「六月の雪」とは・・・台南

2018年5月に発刊された乃南アサさんの「六月の雪」。 台湾の台南を舞台にしている。 主人公杉山未來は、祖母と二人で東京で暮らしている。両親は仕事の関係で、福岡で暮らしている。 未來は、アニメの声優を目指していたが諦めて、派遣社員で働いていた。派…

第50号:知らなった台湾・・・「流」

2015年に芥川賞を又吉さんが受賞した時に、直木賞を受賞した東山彰良さん。 彼のルーツである台湾を舞台にした「流」。 その頃、お気に入りだったBS日テレの「久米書店」に東山さんが登場されていたので、この本を読んだのでした。 長期にわたり戒厳令が続く…